髪を洗うことはヘアケアルーチンの最も基本なステップです。しかし、このような単純な手順でも、やり方が間違っていれば頭皮と髪にすこしずつダメージを与えてしまいます。
やり方というのはいったいどういったものなのだろうか。まずは、髪をダメージから守るために洗髪の簡単な、やっていいことといけないことの説明から始めましょう。
髪を濡らす前にブラッシングして下さい。
髪や頭皮は、肉眼では見えないほこりや汚れで覆われています。なので、髪をブラッシングすることで、髪や頭皮の表面にある汚れが浮き上がり、髪を洗うときに洗い流しやすくなります。
キレイな頭皮は、健康な髪に繋がります!
シャンプーは手のひらに泡立ててから頭に付けて下さい
髪からほこりや汚れを吸収して取り除いてくれるのは泡です。シャンプーをよく泡立てると、クレンジング剤がより効果的に髪の毛や根元に浸透します。
シャンプーを紙に直接つける前に、必ず泡立てましょう!
しっかりと髪を洗い流して下さい
シャンプーは髪の汚れを取り除きますが、キレイに洗い流さないと毛包を詰まらせてしまいます。
シャンプーがちゃんとあラインがされているかどうか、確認しなければいけない部分がいくつかあります。特にヘアライン、ネックライン、耳の後ろなどは見落とされがちぶぶんなので、注意しましょう。シャンプーの残りが頭皮に炎症とかゆみを引き起こし、その他頭皮問題に繋がります。
これらの部分を温水で徹底的に、しつこいくらい洗い流しましょう!
シャンプーを直接頭皮に付けないで下さい
事前に手のひらで泡立てずに、シャンプーを直接頭につける人が多いです。しかしそれをしてしまうと、洗浄剤がなにより先に頭皮に浸透して、水分を吸収し、脂性頭皮という問題の原因になりかねません。
泡立ててから、つける!
絶対に、爪でこすらないで下さい
洗髪中は頭皮と髪をやさしく指先とてのひらでやさしくマッサージします。
濡れているときの髪は最も傷つきやすい状態です。爪でこすると、頭皮を傷つけるだけでなく、毛包も弱くなります。
髪を洗うときは絶対に爪を使わないように気を付けましょう!
頭皮にコンディショナーやトリートメントを直接塗布しないで下さい
頭皮コンディショナーと明確に表記されていない限り、通常のコンディショナーは最も水分が必要とされる部分、つまり髪の中央から毛先までにのみ塗布します。
頭皮にシャンプーを塗布するのも同じく、根元と頭皮を通常以上にオイリーになります。ベタベタな頭で一日を過ごす羽目になってしまいます!
頭皮用なのか、それとも髪用なのか、まず商品を確認しましょう。